正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(危険因子として誤っているもの)です。
心筋梗塞の再発には、冠動脈の動脈硬化を進める因子が関わります。
【選択肢別解説】
1:× 加齢は動脈硬化を進め、心筋梗塞の発症・再発の危険を高める因子です。
変えることのできない危険因子の代表です。
2:× 肥満、特に内臓脂肪型肥満は、糖尿病や脂質異常症を通じて動脈硬化を進めます。
心筋梗塞の再発危険因子に含まれます。
3:× 高血圧は血管壁に負担をかけて動脈硬化を進め、心臓の負荷も増やします。
再発予防のために血圧の管理が重要です。
4:× 身体活動量の低下は、肥満やインスリン抵抗性を通じて動脈硬化を進めます。
心臓リハビリテーションで運動習慣をつけることが再発予防になります。
5:○ HDL(高比重リポ蛋白)コレステロールは、血管壁から余分なコレステロールを回収します。
HDLが高いことは動脈硬化を防ぐ方向に働き、危険因子ではありません。
危険因子となるのは、低HDLコレステロール血症です。
【ポイント】
脂質の危険因子は、高LDLコレステロール・低HDLコレステロール・高トリグリセリドです。
HDLは「善玉」、LDLは「悪玉」と呼ばれる点を押さえておきましょう。