正答1
解説
正解は1です。
神経筋再教育は、感覚入力やフィードバックを利用して、筋の随意的な収縮を引き出し学習させる治療です。
末梢神経損傷の回復期や術後の筋の抑制など、幅広い場面で用います。
【選択肢別解説】
1:○ 神経筋再教育の目的は、随意運動を引き出して促通することです。
筋電図バイオフィードバックや固有受容器への刺激を用いて、正しい筋収縮を学習させます。
2:× 他動運動で運動の方向や感覚を示し、自動介助運動から自動運動へと進めます。
他動運動を用いることもあります。
3:× 骨関節障害の術後には、痛みや腫れで大腿四頭筋などの随意収縮が抑制されることがあります。
こうした骨関節障害にも、神経筋再教育は適用できます。
4:× 神経筋再教育は、患者が運動を意識し自ら筋を収縮させようとする参加が前提です。
意識のない状態では適用できません。
5:× 完全に脱神経された筋は、神経からの指令が届かないため随意収縮を学習できません。
神経が再支配されてから再教育を行い、それまでは電気刺激などで筋萎縮を防ぎます。
【ポイント】
神経筋再教育は「随意収縮が出せる神経のつながり」があることが前提です。
バイオフィードバックで筋活動を目や耳で確認させると、学習が進みやすくなります。