正答3
解説
正解は3です。
脳出血の症状は出血部位によって異なり、部位ごとの特徴的な症状が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 被殻出血では対側の片麻痺や感覚障害、優位半球では失語、劣位半球では半側空間無視がみられます。
作話は Korsakoff 症候群や前交通動脈瘤の破裂後などでみられる症状です。
2:× 皮質下出血では、出血した脳葉に応じて失語や半盲、けいれんなどがみられます。
複視は眼球運動に関わる脳幹の障害で生じやすい症状です。
3:○ 視床は注意や覚醒の維持にかかわる神経回路の中継点です。
視床出血では、感覚障害や片麻痺に加えて注意障害がみられやすいです。
4:× 小脳出血では、めまい、嘔吐、運動失調、眼振がみられます。
反響言語は前頭葉の障害や超皮質性失語でみられる症状です。
5:× 橋出血では、意識障害、四肢麻痺、著しい縮瞳(針先瞳孔)がみられます。
半側空間無視は主に劣位半球の頭頂葉の障害でみられます。
【ポイント】
視床出血は、感覚障害・視床痛・眼球の下方偏位・注意障害が特徴です。
被殻出血との違いは、内包をはさんだ位置と症状の組合せで覚えます。