正答1
解説
正解は1です。
腹膜透析は、自分の腹膜を透析膜として使い、腹腔内に入れた透析液を1日数回交換する方法です。
在宅で毎日少しずつ行うため、血液透析と比べた生活上の特徴を確認します。
【選択肢別解説】
1:○ 腎臓では赤血球を作るのに必要なエリスロポエチンが産生されます。
慢性腎不全ではその産生が低下するため、透析の方法にかかわらず腎性貧血を合併しやすくなります。
2:× 透析を必要とする慢性腎不全は、腎臓機能障害として身体障害者手帳の対象になります。
腹膜透析でも手帳を取得できます。
3:× 腹膜透析は在宅で行う治療で、通院は月1〜2回程度です。
週に数回の通院が必要なのは血液透析です。
4:× 腹膜透析では、透析導入により体調が安定し、運動を制限する必要は大きくありません。
腹部に強い圧がかかる運動などに注意しながら、適度な運動が勧められます。
5:× 腹膜透析は毎日ゆっくりと持続的に除水するため、血圧の変動は小さくなります。
短時間で大量に除水する血液透析の方が、血圧の変動は大きくなります。
【ポイント】
腹膜透析は在宅で持続的に行うため、循環への負担が小さく、通院が少ないのが利点です。
腹膜炎とカテーテル出口部の感染が主な合併症です。