複数台のレイヤー2スイッチで構成されるネットワークが複数の経路をもつ場合に,イーサネットフレームのループが発生することがある。
そのループの発生を防ぐためのTCP/IPネットワークインタフェース層のプロトコルはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
レイヤー2スイッチを複数の経路で接続すると、ブロードキャストフレームがスイッチ間を回り続けるループが発生することがあります。
これを防ぐのが、TCP/IPのネットワークインタフェース層(データリンク層に相当)で動作するスパニングツリープロトコルです。
【選択肢別解説】
1:× IGMP(Internet Group Management Protocol)は、マルチキャストのグループへの参加や離脱を管理するプロトコルです。
インターネット層で動作し、ループ防止には使いません。
2:× RIP(Routing Information Protocol)は、ルーター間で経路情報を交換するルーティングプロトコルです。
レイヤー2のフレームのループを防ぐものではありません。
3:× SIP(Session Initiation Protocol)は、IP電話などでセッションの開始や終了を制御するアプリケーション層のプロトコルです。
4:○ スパニングツリープロトコル(STP)は、スイッチ間で情報を交換し、冗長な経路の一部を論理的に遮断して木構造にします。
これによりフレームのループを防ぎます。
【ポイント】
STPは、使用中の経路に障害が起きると遮断していた経路を自動的に有効にするので、冗長化とループ防止を両立できます。