正答2
解説
正解は2です。
図は、企業Aと労働者Cの間に雇用関係があり、企業Aと企業Bの間に何らかの“契約”がある関係を示しています。
契約の種類が請負、出向、労働者派遣のどれかによって、企業Bと労働者Cの関係がどう変わるかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 請負契約では、受託者である企業Aが自社の労働者Cに指揮命令を行います。
委託者である企業Bが労働者Cに直接指揮命令すると、偽装請負として違法になります。
2:○ 出向(在籍出向)では、労働者Cは企業Aとの雇用関係を保ったまま企業Bで働きます。
企業Bとの間にも雇用関係が生じ、企業Bの指揮命令の下で働くので、指揮命令関係が生じます。
3:× 労働者派遣では、労働者Cと雇用関係にあるのは派遣元の企業Aだけです。
派遣先の企業Bとの間には指揮命令関係だけがあり、雇用関係は生じません。
4:× 労働者派遣は、派遣先と労働者の間に雇用関係が生じない点で、出向とは異なります。
派遣で働いていることを、出向しているとはいえません。
【ポイント】
指揮命令をするのは、請負では受託者(雇用主)、派遣では派遣先、出向では出向先と整理します。
雇用関係は、派遣では派遣元だけ、在籍出向では出向元と出向先の両方にある点が違いです。