正答2
解説
正解は2です。
金融庁の実施基準では、内部統制の基本的要素の1つとして「ITへの対応」を挙げています。
ITへの対応は、IT環境への対応と、ITの利用及び統制から成ります。
【選択肢別解説】
1:× IT環境とは、組織が活動するうえで関わる内外のITの利用状況のことです。
社会や市場でのITの浸透度なども含むので、企業内部に限られた範囲ではありません。
2:○ ITの統制は、ITに係る全般統制とITに係る業務処理統制から成るとされています。
全般統制は業務処理統制が有効に働く環境を保証するもので、システムの開発・保守や運用管理、アクセス管理などが含まれます。
3:× 統制活動をITで自動化していても、それだけで有効と評価されるわけではありません。
自動化された統制が適切に設計され、運用されているかを評価する必要があります。
4:× ITを利用せず手作業だけで運用していても、直ちに内部統制の不備となるわけではありません。
組織の状況に応じて、手作業でも有効な内部統制は構築できます。
【ポイント】
全般統制は「業務処理統制を支える基盤」、業務処理統制は「個々の業務の中に組み込まれた統制」と整理します。
入力チェックや承認の機能は業務処理統制、システムへのアクセス管理や変更管理は全般統制の例です。