正答4
解説
正解は4です。
DNSSEC(DNS Security Extensions)は、DNSの応答にデジタル署名を付けて、応答の正当性を検証できるようにする仕組みです。
偽の応答を記憶させるDNSキャッシュポイズニングへの対策として使われます。
【選択肢別解説】
1:× 問合せの送信元ポート番号をランダムにして偽の応答を受け入れにくくするのは、送信元ポートのランダム化の説明です。
キャッシュポイズニングへの対策の1つですが、DNSSECではありません。
2:× 再帰的な問合せを受け付けるクライアントを制限するのは、オープンリゾルバ(誰からの問合せにも答えるDNSサーバ)をなくすための対策です。
DNSSECの説明ではありません。
3:× DNSSECが用いるのは共通鍵暗号方式のメッセージ認証ではなく、公開鍵暗号方式のデジタル署名です。
共通鍵を使う方式では、鍵を共有していない多数のクライアントが検証することはできません。
4:○ DNSSECでは、DNSの応答に公開鍵暗号方式によるデジタル署名を付けます。
受け取った側が公開鍵で署名を検証することで、正当なDNSサーバからの改ざんされていない応答であることを確認できます。
【ポイント】
DNSSECは応答の「改ざんがないこと」と「出どころが正しいこと」を保証しますが、通信内容を暗号化するものではありません。
上位のゾーンが下位のゾーンの鍵を保証することで、信頼の連鎖を作っています。