正答4
解説
正解は4です。
不正競争防止法は、事業者間の公正な競争を確保するため、不正な競争行為を禁止する法律です。
周知な商品表示の混同、営業秘密の侵害、商品形態の模倣などが不正競争として定められています。
【選択肢別解説】
1:× 競争相手に対抗して小売価格を安く設定することは、通常の価格競争です。
不正競争防止法で禁止される行為ではありません。
なお、正当な理由なく原価を大きく下回る価格で販売し続けると、独占禁止法の不当廉売に当たることがあります。
2:× 小売業者に指定した価格での販売を指示することは、再販売価格の拘束に当たります。
これは独占禁止法で禁止されている行為であり、不正競争防止法の規制ではありません。
3:× 商品名や形状が異なり、機能が同等の商品を販売することは、通常の競争の範囲です。
不正競争防止法が禁じるのは他人の商品の形態をそのまま模倣することであり、機能が同じだけでは該当しません。
4:○ 広く知られた他人の商品表示に自社の表示を似せ、他人の商品と誤認させて販売する行為は、周知表示混同惹起行為に当たります。
不正競争防止法で不正競争として禁止されています。
【ポイント】
不正競争防止法は「表示の混同」「形態の模倣」「営業秘密の侵害」、独占禁止法は「価格の拘束」「不当廉売」などと区別しましょう。