正答1
解説
正解は1です。
この問題は、仮想記憶方式において補助記憶が担う役割を問うています。
仮想記憶では、プログラムをページ単位に分け、必要なページだけを主記憶に置きます。
【選択肢別解説】
1:○ 主記憶から追い出された(ページアウトされた)ページは、補助記憶に格納されます。
再び必要になるとページインで主記憶に戻されるので、補助記憶はページの置き場の役割を担います。
2:× 更新前の内容を保存するのは、データベースのログ(更新前情報)などの役割です。
仮想記憶の補助記憶は、更新前の内容を残すためのものではありません。
3:× 仮想記憶は、補助記憶に主記憶と連続したアドレスを振って主記憶を延長する仕組みではありません。
仮想アドレスをページ単位で主記憶の実アドレスに対応付け、主記憶にないページだけを補助記憶に置きます。
4:× 主記憶の内容をバックアップとして格納するのは、障害対策の機能です。
仮想記憶の補助記憶は、主記憶に入りきらないページを一時的に置く場所であり、バックアップではありません。
【ポイント】
仮想記憶は「主記憶より大きなアドレス空間をプログラムに見せる」仕組みです。
ページイン・ページアウトの対象として、補助記憶上のページング領域(スワップ領域)が使われます。