図は,製品Aの構成部品を示し,括弧内の数字は上位の製品・部品1個当たりの所要数量である。
この製品Aを10個生産する場合,部品Cは,少なくとも何個発注する必要があるか。
ここで,現在の部品Bの在庫は0個,部品Cの在庫は5個である。
(構成部品図:A-B(2)とC(1)/B(2)の下にD(1),E(1),C(1))
正答3
解説
正解は3です。
図の部品構成では、製品Aの下に部品B(所要数量2)と部品C(所要数量1)があります。
さらに部品Bの下に、部品D、部品E、部品C(いずれも所要数量1)があります。
つまり部品Cは、製品Aに直接使われるものと、部品Bを作るために使われるものの2か所で必要です。
【計算】
製品A10個に必要な部品Bは10×2=20個です。
部品Bの在庫は0個なので、20個すべてを作ります。
部品B20個に必要な部品Cは20×1=20個です。
製品A10個に直接必要な部品Cは10×1=10個です。
部品Cの総所要量は20+10=30個です。
在庫5個を差し引くと、発注量は30-5=25個です。
【選択肢別解説】
1:× 15個は、部品B用の20個から在庫5個を引いた値です。
製品Aに直接使う10個が抜けています。
2:× 20個は、部品B用の部品Cだけを数えた値です。
製品Aに直接使う分と在庫の差引きを考慮していません。
3:○ 総所要量30個から在庫5個を引いた25個です。
4:× 30個は総所要量で、在庫5個を差し引いていません。
【ポイント】
部品展開(MRP:資材所要量計画)では、同じ部品が複数の階層に現れる場合、すべての階層の所要量を合計してから在庫を差し引きます。