正答2
解説
正解は2です。
この問題は、マイケル・ポーターが提唱したバリューチェーン(価値連鎖)による分類を選ぶものです。
バリューチェーンは、企業の活動を価値を生み出す一連の流れとして捉え、どの活動で付加価値が生まれているかを分析する考え方です。
【選択肢別解説】
1:× 新規参入の脅威、サプライヤの交渉力、買い手の交渉力、代替品の脅威、競合企業の5つで業界の競争要因を分析するのは、ファイブフォース分析です。
同じポーターの提唱ですが、バリューチェーンとは異なります。
2:○ 業務を、購買物流、製造、出荷物流、販売・マーケティング、サービスの5つの主活動と、全般管理、人事・労務管理、技術開発、調達の4つの支援活動に分類するのがバリューチェーンです。
3:× 製品と市場をそれぞれ既存と新規に分け、市場浸透、市場開発、製品開発、多角化の4つに分類するのは、アンゾフの成長マトリクスです。
4:× 製品を花形、金のなる木、問題児、負け犬の4つに分類するのは、PPM(Product Portfolio Management)の考え方です。
PPMの2軸は一般に市場成長率と市場占有率ですが、いずれにしてもバリューチェーンではありません。
【ポイント】
ポーターは、バリューチェーン、ファイブフォース分析、3つの基本戦略(コストリーダーシップ、差別化、集中)を提唱しました。
経営分析の手法は、分類の軸や項目の数とセットで覚えましょう。