正答3
解説
正解は3です。
プロセッサの省電力技術には、電源の遮断、クロックの停止、電圧と周波数の調整など、いくつかの種類があります。
パワーゲーティングは、使っていない回路への電源そのものを切る技術です。
【選択肢別解説】
1:× 仕事量に応じて電源電圧やクロック周波数を変える技術は、DVFS(Dynamic Voltage and Frequency Scaling:動的電圧周波数制御)です。
電源を遮断するパワーゲーティングとは異なります。
2:× 動作していない回路へのクロック供給を止める技術は、クロックゲーティングです。
クロックを止めても電源はつながっているため、リーク電流による電力は残ります。
3:○ パワーゲーティングは、動作していない回路ブロックへの電源供給を遮断する技術です。
電源を切るので、クロックゲーティングでは減らせないリーク電流による消費電力も削減できます。
4:× 使わないコアの電力枠を動作中のコアに回して性能を上げる仕組みは、ターボブーストなどの動的な電力配分機能です。
回路への電源遮断を指すパワーゲーティングとは異なります。
【ポイント】
「ゲーティング」は門(ゲート)を閉じて供給を止めるという意味です。
止めるものがクロックならクロックゲーティング、電源ならパワーゲーティングと区別しましょう。