内閣府によって取りまとめられた“仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章”及び“仕事と生活の調和推進のための行動指針”では,目指すべき社会の姿ごとに,その実現に向けた指標を設けている。
次の表のcに当てはまるものはどれか。
(表)目指すべき社会の姿ごとの実現に向けた指標の例
目指すべき社会の姿/実現に向けた指標の例
a/・就業率・時間当たり労働生産性の伸び率・フリータの数
b/・労働時間等の課題について労使が話合いの機会を設けていると回答した企業の割合・週労働時間60時間以上の雇用者の割合・メンタルヘルスケアに取り組んでいる事業所の割合
c/・在宅型テレワーカの数・短時間勤務を選択できる事業所の割合・男性の育児休業取得率
正答4
解説
正解は4です。
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章が示す「目指すべき社会の姿」と指標の対応から、表のcを問う問題です。
cの指標は、在宅型テレワーカの数、短時間勤務を選択できる事業所の割合、男性の育児休業取得率です。
いずれも、働く場所や時間、家庭との関わり方を選べる度合いを測る指標です。
【選択肢別解説】
1:× 健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会は、労使の話合いや週60時間以上働く雇用者の割合、メンタルヘルスケアの指標をもつ表のbに当たります。
2:× 個々の社員のキャリア形成を企業が支援可能な社会は、憲章が掲げる目指すべき社会の姿には含まれていません。
3:× 就労による経済的自立が可能な社会は、就業率や労働生産性の伸び率、フリータの数の指標をもつ表のaに当たります。
4:○ 多様な働き方・生き方が選択できる社会は、テレワークや短時間勤務、男性の育児休業といった働き方の選択肢の指標をもつ表のcに当たります。
【ポイント】
憲章が示す目指すべき社会の姿は、就労による経済的自立、健康で豊かな生活のための時間の確保、多様な働き方・生き方の選択の三つです。
指標の内容が「収入」「時間」「選択肢」のどれに関わるかで、対応を判断できます。