修了試験 2025-07-27実施分 基本情報技術者試験 問28
暗号学的ハッシュ関数における原像計算困難性,つまり一方向性の性質はどれか。
正答1
解説
正解は1です。 暗号学的ハッシュ関数には、原像計算困難性、第2原像計算困難性、衝突発見困難性という安全性の性質があります。 原像計算困難性は、ハッシュ値から元のメッセージを求められないという性質で、一方向性とも呼ばれます。 【選択肢別解説】 1:○ ハッシュ値が与えられても、それを出力するメッセージを見つけることが計算量的に困難であるのが原像計算困難性です。 ハッシュ値から元のデータを逆算できないので、一方向性と呼ばれます。 2:× 可変長のメッセージから固定長のハッシュ値を生成できるのは、ハッシュ関数の基本的な機能です。 安全性に関する原像計算困難性とは別の性質です。 3:× ハッシュ値が一致する異なる二つのメッセージを見つけにくい性質は、衝突発見困難性(衝突耐性)です。 原像計算困難性とは区別されます。 4:× 外部からの不正な観測や改変を防ぐ性質は、耐タンパ性の説明です。 ハッシュ関数の性質ではなく、装置やソフトウェアの保護に関する性質です。 【ポイント】 原像計算困難性は「ハッシュ値から元を探せない」、衝突発見困難性は「同じハッシュ値になる二つを探せない」と区別しましょう。 パスワードをハッシュ値で保存できるのは、一方向性があるからです。まとめて解く
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