修了試験 2025-06-08実施分 基本情報技術者試験 問12
図のようなLAN設備がある。 LAN1のクライアントはLAN3に接続されているサーバを使用して,ある業務処理を行っている。 通常は,ルータ1を介して通信を行っているが,ルータ1の故障時にはルータ2,3を介して通信を行う。 このLAN1とLAN3をつなぐLAN設備の稼働率は幾らか。 ここで,各ルータの故障率は0.1とし,故障時の切替えに時間はかからず,ルータ以外のLAN設備の故障は考慮しないものとする。

正答2
解説
正解は2です。 並列と直列を組み合わせたシステムの稼働率を求める問題です。 図では、LAN1とLAN3がルータ1で直接つながっています。 もう一つの経路は、LAN1からルータ2を経てLAN2へ、LAN2からルータ3を経てLAN3へつながります。 ルータ2とルータ3は直列で、その経路全体がルータ1と並列になっています。 【計算】 各ルータの稼働率は1-0.1=0.9です。 ルータ2とルータ3の直列部分の稼働率は0.9×0.9=0.81です。 ルータ1の経路が使えない確率は1-0.9=0.1です。 ルータ2・3の経路が使えない確率は1-0.81=0.19です。 両方の経路が同時に使えない確率は0.1×0.19=0.019です。 全体の稼働率は1-0.019=0.981です。 【選択肢別解説】 1:× 0.729は0.9×0.9×0.9で、3台のルータをすべて直列とみなした値です。 図ではルータ1が迂回経路と並列なので、正しくは0.981です。 2:○ ルータ1と、ルータ2・3の直列経路を並列に組み合わせて計算すると0.981になります。 3:× 0.990は1-0.1×0.1で、ルータ1台どうしを並列にした値です。 迂回経路はルータ2と3の2台が両方動く必要があるので、稼働率は0.9ではなく0.81で計算します。 4:× 1.000はどのような故障でも止まらないことを意味します。 ルータ1と迂回経路が同時に故障する可能性があるので、稼働率は1になりません。 【ポイント】 直列は「稼働率の積」、並列は「1-(停止する確率の積)」で求めます。 並列の中に直列が入っている場合は、先に直列部分をまとめてから並列の計算をします。まとめて解く
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