修了試験 2024-12-08実施分 基本情報技術者試験 問1
数多くの数値の加算を行う場合,絶対値の小さなものから順番に計算するとよい。 これは,どの誤差を抑制する方法を述べたものか。
正答4
解説
正解は4です。 この問題は、浮動小数点数の加算で生じる誤差の種類を問うています。 絶対値が大きく異なる数を加算すると、小さい数の下位の桁が仮数部に収まらずに失われることがあります。 【選択肢別解説】 1:× アンダフローは、演算結果の絶対値が表現できる最小の値より小さくなる現象です。 加算の順序を工夫して抑える誤差ではありません。 2:× 打切り誤差は、無限に続く計算を途中で打ち切ることで生じる誤差です。 級数の計算や反復計算の打切りが原因であり、加算の順序とは関係ありません。 3:× けた落ちは、値がほぼ等しい数どうしの減算で有効数字の桁数が減る現象です。 絶対値の小さい順に加算しても、けた落ちは防げません。 4:○ 情報落ちは、絶対値の大きな数に小さな数を加えたとき、小さな数の値が結果に反映されない現象です。 小さな数どうしを先に足して値を大きくしておけば、失われる桁を減らせます。 【ポイント】 「大きな数+小さな数で小さな数が消える」のが情報落ちです。 「近い値どうしの引き算で有効桁が減る」けた落ちとの対比が頻出なので、セットで覚えましょう。まとめて解く
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