修了試験 2022-06-12実施分 基本情報技術者試験 問74
ある工場では表に示す3製品を製造している。 実現可能な最大利益は何円か。 ここで,各製品の月間需要量には上限があり,また,製造工程に使える工場の時間は月間200時間までで,複数種類の製品を同時に並行して製造することはできないものとする。 〔表〕 |製品X|製品Y|製品Z/1個当たりの利益(円)|1,800|2,500|3,000/1個当たりの製造所要時間(分)|6|10|15/月間需要量上限(個)|1,000|900|500
正答4
解説
正解は4です。 工場の稼働時間に上限があるので、限られた時間当たりの利益が大きい製品から優先して製造すると、利益を最大にできます。 各製品の需要量の上限にも注意して、時間を割り当てていきます。 【計算】 工場の使える時間は200時間×60分=12,000分です。 1分当たりの利益は、製品Xが1,800÷6=300円です。 製品Yは2,500÷10=250円です。 製品Zは3,000÷15=200円です。 1分当たりの利益が最も大きい製品Xを、需要上限の1,000個まで製造します。 製品Xの製造時間は1,000×6=6,000分、利益は1,000×1,800=1,800,000円です。 残りの時間は12,000-6,000=6,000分です。 次に製品Yを製造すると、6,000÷10=600個まで作れます。 600個は需要上限900個以内なので、全数を販売できます。 製品Yの利益は600×2,500=1,500,000円です。 これで時間を使い切るので、製品Zは製造しません。 最大利益は1,800,000+1,500,000=3,300,000円です。 【選択肢別解説】 1:× 2,625,000円は、1個当たりの利益が大きい製品Zを500個(7,500分)作り、残り4,500分で製品Yを450個作った場合の値です。 製造時間に制約があるので、1分当たりの利益で優先順位を決める必要があります。 2:× 3,000,000円は、製品Xを1,000個作ったあと、残り6,000分で製品Zを400個作った場合の値です。 残りの時間は、1分当たりの利益がZより大きい製品Yに充てるべきです。 3:× 3,150,000円は、製品Yを上限の900個(9,000分)作り、残り3,000分で製品Xを500個作った場合の値です。 1分当たりの利益が最も大きいXを先に上限まで作ると、3,300,000円になります。 4:○ 1分当たりの利益が大きい順にXを1,000個、Yを600個製造すると、利益は3,300,000円で最大になります。 【ポイント】 資源に制約があるときは、「1個当たりの利益」ではなく「制約となる資源の単位当たりの利益」で優先順位を決めます。 本問では1個当たりの利益が最大の製品Zが、時間当たりでは最も不利になる点が落とし穴です。まとめて解く
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