修了試験 2021-06-13実施分 基本情報技術者試験 問20
NAND素子を用いた次の組合せ回路の出力Zを表す式はどれか。 ここで,論理式中の“・”は論理積,“+”は論理和,“X ̄”はXの否定を表す。

正答2
解説
正解は2です。 NAND素子だけで組んだ回路の出力を論理式で表す問題です。 図では、入力Xを2つに分けて1個目のNANDの両方の入力に、入力Yを同様に2個目のNANDの両方の入力につないでいます。 その2つの出力を、3個目のNANDに入力して出力Zを得ます。 【計算】 1個目のNANDの出力 = (X・X)の否定 = Xの否定 2個目のNANDの出力 = (Y・Y)の否定 = Yの否定 Z = {(Xの否定)・(Yの否定)}の否定 ド・モルガンの法則により、Z = X+Y になります。 【選択肢別解説】 1:× X・Yは論理積(AND)です。 本問の回路は入力を否定してからNANDをとるので、論理和になります。 2:○ 両方の入力を同じにしたNANDはNOTとして働きます。 否定した2つの値のNANDはド・モルガンの法則でX+Yになります。 3:× X・Yの否定はNANDそのものです。 NAND1個で実現でき、本問の回路の出力とは異なります。 4:× X+Yの否定はNORです。 本問の出力Zをさらに否定した値にあたります。 【ポイント】 NANDの入力をまとめるとNOTになり、NANDだけでAND、OR、NOTのすべてを作れます。 ド・モルガンの法則は、AとBの否定の論理積がA+Bの否定に等しいという関係です。まとめて解く
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