修了試験 2021-01-24実施分 基本情報技術者試験 問17
仮想記憶方式のコンピュータシステムにおいて,処理の多重度を増やしたところ,ページイン,ページアウトが多発して,システムの応答速度が急激に遅くなった。 このような現象を何というか。
正答2
解説
正解は2です。 仮想記憶方式では、主記憶に入りきらないページを補助記憶との間で入れ替えます。 多重度を上げすぎると、各プログラムに割り当てられる主記憶が不足し、ページの入替えばかりが起こります。 【選択肢別解説】 1:× オーバレイは、主記憶より大きなプログラムを複数のセグメントに分け、必要な部分だけを順に読み込んで実行する方式です。 性能低下の現象の名称ではありません。 2:○ スラッシングは、ページイン・ページアウトが多発して、CPUがページ入替えの処理に追われ、システムの処理効率が急激に落ちる現象です。 3:× メモリコンパクションは、断片化した主記憶の空き領域を移動させて、連続した大きな空き領域にまとめる処理です。 4:× ロールアウトは、優先度の低いプログラムを主記憶から補助記憶へ一時的に退避させる操作です。 現象の名称ではなく、主記憶を確保するための手段です。 【ポイント】 スラッシングのキーワードは「ページイン・ページアウトの多発」と「応答の急激な悪化」です。 対策としては、多重度を下げるか主記憶を増設します。まとめて解く
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