修了試験 2020-07-26実施分 基本情報技術者試験 問80
制御用ソフトウェアの不具合のうち,製造物責任法の対象となるものはどれか。 ここで,制御用ソフトウェアはエレベータの制御装置に組み込まれているものとする。
正答4
解説
正解は4です。 製造物責任法(PL法)の対象となる損害を問う問題です。 製造物責任法は、製造物の欠陥によって人の生命・身体・財産に損害が生じたとき、製造業者などに賠償責任を負わせる法律です。 ソフトウェア単体は無体物なので製造物にあたりません。 しかし、エレベータに組み込まれた場合は、エレベータという製造物の欠陥として扱われます。 【選択肢別解説】 1:× 可動部分の交換が早まるのは、損害が製造物そのものにとどまる場合です。 製造物責任法は、損害が製造物自体だけに生じた場合を対象としません。 2:× 出荷前に発見された不具合は、製造物がまだ引き渡されておらず、損害も生じていません。 製造物責任法の対象外です。 3:× 待ち時間が長くなるのは、性能や使い勝手の問題で、生命・身体・財産への損害ではありません。 製造物責任法の対象外です。 4:○ 人的被害が出た事故の原因となった不具合は、エレベータという製造物の欠陥で人の生命や身体に損害を与えたものです。 製造物責任法の対象になります。 【ポイント】 製造物責任法では、被害者は製造業者の過失ではなく、製造物の欠陥を証明すれば賠償を請求できます。 損害が製造物自体だけにとどまる場合は、契約上の責任などで扱われます。まとめて解く
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