修了試験 2020-06-14実施分 基本情報技術者試験 問57
次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき,バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。 〔処理条件〕 (1) 毎月初日(1日)にフルバックアップを取る。 フルバックアップは1本の磁気テープに1回分を記録する。 (2) フルバックアップを取った翌日から次のフルバックアップを取るまでは,毎日,差分バックアップを取る。 差分バックアップは,差分バックアップ用としてフルバックアップとは別の磁気テープに追記録し,1本に1か月分を記録する。 (3) 常に6か月前の同一日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できるようにする。 ただし,6か月前の月に同一日が存在しない場合は,当該月の末日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できるようにする(例:本日が10月31日の場合は,4月30日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できるようにする)。
正答3
解説
正解は3です。 フルバックアップと差分バックアップを組み合わせた運用で、必要な磁気テープの本数を求める問題です。 ある日の状態に戻すには、その月のフルバックアップのテープと、その月の差分バックアップのテープの2本が必要です。 6か月前の同一日までさかのぼれるように、何か月分のテープを保持すればよいかを考えます。 【計算】 例えば本日が10月31日のとき、復元できるようにしておく範囲は4月30日以降です。 4月30日の状態に戻すには、4月のフルバックアップと4月の差分バックアップの2本が必要です。 したがって、4月から10月までの7か月分のテープを保持する必要があります。 1か月分はフルバックアップ1本と差分バックアップ1本の2本です。 必要な本数=7か月×2本=14本です。 翌月1日になると6か月前の月より古い月(この例では4月)のテープが不要になるので、それを再利用すれば14本を超えることはありません。 【選択肢別解説】 1:× 12本は6か月分(6×2本)だけを数えた値です。 6か月前の月と当月を両方含めると7か月分が必要なので、不足します。 2:× 13本で足りるのは、当月の差分テープをまだ使わない月初の1日だけです。 月の途中から月末にかけては当月の差分テープも必要になり、14本必要です。 3:○ 6か月前の月から当月までの7か月分について、フルと差分の各1本を保持するので、最少で14本必要です。 4:× 15本は必要数より1本多い値です。 古い月のテープを再利用すれば、14本で運用できます。 【ポイント】 「6か月前まで」と「当月」を合わせると7か月分になる点が、植木算のように間違えやすいところです。 差分バックアップは直前のフルバックアップからの変更分なので、復元にはフルと差分の2本がそろう必要があります。まとめて解く
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