修了試験 2018-01-28実施分 基本情報技術者試験 問57
次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき,バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。 〔処理条件〕 (1) 毎月初日(1日)にフルバックアップを取る。 フルバックアップは1本の磁気テープに1回分を記録する。 (2) フルバックアップを取った翌日から次のフルバックアップまでは,毎日,差分バックアップを取る。 差分バックアップは,差分バックアップ用としてフルバックアップとは別の磁気テープに追記録し,1本に1か月分を記録する。 (3) 常に6か月前の同一日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できるようにする。 ただし,6か月前の月に同一日が存在しない場合は,当該月の末日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できるようにする(例:本日が10月31日の場合は,4月30日までのデータについて,指定日の状態にファイルを復元できるようにする)。
正答3
解説
正解は3です。 バックアップの運用条件から、必要な磁気テープの最少本数を求める問題です。 ある日の状態に復元するには、その月の1日のフルバックアップと、その日までの差分バックアップの両方が必要です。 【計算】 本日を10月31日として考えます。 条件(3)から、4月30日以降の任意の日の状態に復元できなければなりません。 4月30日の状態に戻すには、4月1日のフルバックアップと4月分の差分バックアップのテープが必要です。 したがって、4月から10月までの7か月分のテープを保持する必要があります。 1か月分のテープは、フルバックアップ用1本と差分バックアップ用1本の計2本です。 必要な本数は、7か月×2本=14本です。 11月1日になると復元が必要なのは5月1日以降になるので、4月分の2本を11月分に再利用できます。 したがって、14本あれば運用を続けられます。 【選択肢別解説】 1:× 12本は6か月分だけを数えた値です。 6か月前の同一日の状態に戻すには、その月の1日のフルバックアップまで必要なので、7か月分が要ります。 2:× 13本では、7か月分のフルバックアップ用と差分バックアップ用のテープのうち、1本が足りません。 3:○ 6か月前の月から当月までの7か月分について、フルバックアップ用と差分バックアップ用のテープを1本ずつ保持するので、14本です。 4:× 15本は必要な14本より1本多く、最少の本数ではありません。 【ポイント】 6か月前までと言われても、さかのぼる月と当月を含めると7か月分になる点が落とし穴です。 差分バックアップから復元するには、その前のフルバックアップが必ず必要です。まとめて解く
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