修了試験 2017-07-23実施分 基本情報技術者試験 問77
工場で,ある原料から生産している3種類の製品A,B及びCの単位量当たりの製造時間と原料所要量及び利益額を表に示す。 この工場の月間合計製造時間は最大240時間であり,投入可能な原料は月間150kgである。 このとき,各製品をそれぞれどれだけ作ると最も高い利益が得られるかを求めるのに用いられる手法はどれか。 表:(製品/A/B/C) 製造時間(時間)|2|3|1 原料所要量(kg)|2|1|2 利益額(千円)|8|5|5
正答3
解説
正解は3です。 製造時間と原料という限られた資源の制約のもとで、利益を最大にする各製品の生産量を求める問題です。 製品A、B、Cの生産量をそれぞれ a、b、c とすると、製造時間の制約は 2a+3b+c≦240 です。 原料の制約は 2a+b+2c≦150 です。 この制約のもとで、利益 8a+5b+5c(千円)を最大にする a、b、c を求めます。 制約条件も目的も1次式で表せるので、線形計画法で解く問題です。 【選択肢別解説】 1:× 移動平均法は、時系列データの一定期間の平均を、期間をずらしながら求めて傾向をつかむ手法です。 在庫の評価方法の名称としても使われますが、最適な生産量を求める手法ではありません。 2:× 最小二乗法は、データの散らばりに最もよく当てはまる直線(回帰式)を、誤差の二乗和が最小になるように求める手法です。 3:○ 線形計画法は、1次式で表される制約条件のもとで、1次式で表される目的関数を最大(または最小)にする解を求める手法です。 生産計画の最適化の代表的な手法です。 4:× 定量発注法は、在庫量があらかじめ決めた発注点まで減ったときに、一定量を発注する在庫管理の手法です。 【ポイント】 「限られた資源で利益を最大にする」「制約条件が1次の不等式で表せる」と出てきたら、線形計画法(LP:Linear Programming)です。まとめて解く
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