修了試験 2017-07-23実施分 基本情報技術者試験 問37
送信者Aが文書ファイルと,その文書ファイルのディジタル署名を受信者Bに送信したとき,受信者Bができることはどれか。 ここで,受信者Bは送信者Aの署名検証鍵Xを保有しており,受信者Bと第三者は送信者Aの署名生成鍵Yを知らないものとする。
正答3
解説
正解は3です。 ディジタル署名では、送信者が自分だけがもつ署名生成鍵で、文書のハッシュ値から署名を作ります。 受信者は送信者の署名検証鍵で署名を検証し、受け取った文書から求めたハッシュ値と比べます。 一致すれば、文書が改ざんされていないことと、署名が送信者の署名生成鍵で作られたことを確認できます。 【選択肢別解説】 1:× ディジタル署名で分かるのは、改ざんがあったかどうかだけです。 ハッシュ値は文書の一部が変わるだけで全体が変わるため、どの部分が改ざんされたかまでは判別できません。 2:× ディジタル署名は、ウイルス感染の有無を確認する仕組みではありません。 また、認証局は公開鍵の持ち主を証明する機関であり、文書のウイルス感染を確認する機関ではありません。 3:○ 署名検証鍵Xで署名を検証して一致すれば、文書が改ざんされていないことが分かります。 また、Xと対になる署名生成鍵Yで署名が作られたこと、つまり送信者Aが署名したことも確認できます。 4:× 検証に失敗すれば、文書とディジタル署名のどちらか、または両方が改ざんされたことは分かります。 しかし、どちらが改ざんされたかまでは判別できません。 【ポイント】 ディジタル署名で確認できるのは「改ざんされていないこと」と「本人が作成したこと」の2つです。 暗号化とは逆に、署名は送信者の秘密鍵で作り、送信者の公開鍵で検証します。まとめて解く
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