修了試験 2017-07-23実施分 基本情報技術者試験 問18
仮想記憶方式のコンピュータシステムにおいて,処理の多重度を増やしたところ,ページイン,ページアウトが多発して,システムの応答速度が急激に遅くなった。 このような現象を何というか。
正答2
解説
正解は2です。 仮想記憶方式では、主記憶に収まりきらないページを補助記憶との間で入れ替えます(ページイン、ページアウト)。 多重度を上げすぎると各プログラムに割り当てられる実記憶が不足し、ページの入替えばかりが発生して処理が進まなくなります。 【選択肢別解説】 1:× オーバレイは、プログラムをいくつかのセグメントに分け、必要な部分だけを主記憶に読み込んで実行する方式です。 性能が急激に悪化する現象の名前ではありません。 2:○ スラッシングは、ページングが多発してCPUがページの入替えに追われ、処理効率や応答速度が急激に低下する現象です。 問題文の状況と一致します。 3:× メモリコンパクションは、主記憶上に散らばった空き領域を移動して、1つの連続した領域にまとめる処理です。 断片化への対策であり、性能低下の現象ではありません。 4:× ロールアウトは、優先度の高いジョブに主記憶を明け渡すため、実行中のジョブの内容を補助記憶に退避することです。 退避したものを戻す処理はロールインといいます。 【ポイント】 スラッシングの対策は、多重度を下げる、主記憶を増設するなどです。 「ページングが多発して急激に遅くなる」と出てきたらスラッシングと覚えましょう。まとめて解く
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