修了試験 2017-06-11実施分 基本情報技術者試験 問10
図に示す構成で,表に示すようにキャッシュメモリと主記憶のアクセス時間だけが異なり,他の条件は同じ2種類のCPU XとYがある。 あるプログラムをCPU XとYでそれぞれ実行したところ,両者の処理時間が等しかった。 このとき,キャッシュメモリのヒット率は幾らか。 ここで,CPUの処理以外の影響はないものとする。 表 アクセス時間(単位 ナノ秒) 列見出しはCPU X|CPU Y。 キャッシュメモリ|40|20 主記憶|400|580

正答2
解説
正解は2です。 図は、CPUの中にキャッシュメモリ(256kバイト)があり、その外側に主記憶(256Mバイト)が接続された構成です。 表から、CPU Xはキャッシュ40ナノ秒・主記憶400ナノ秒、CPU Yはキャッシュ20ナノ秒・主記憶580ナノ秒です。 処理時間が等しいということは、平均メモリアクセス時間が等しいということです。 【計算】 ヒット率をhとすると、平均アクセス時間=キャッシュの時間×h+主記憶の時間×(1-h) です。 CPU Xは 40h+400(1-h)=400-360h です。 CPU Yは 20h+580(1-h)=580-560h です。 両者を等しいとおくと、400-360h=580-560h です。 移項すると 200h=180 となり、h=0.90 です。 確認として、h=0.9のときXは36+40=76ナノ秒、Yは18+58=76ナノ秒で一致します。 【選択肢別解説】 1:× h=0.75のとき、Xは130ナノ秒、Yは160ナノ秒となり、等しくなりません。 2:○ h=0.90のとき、XもYも平均アクセス時間が76ナノ秒で等しくなります。 3:× h=0.95のとき、Xは58ナノ秒、Yは48ナノ秒となり、等しくなりません。 4:× h=0.96のとき、Xは54.4ナノ秒、Yは42.4ナノ秒となり、等しくなりません。 【ポイント】 平均アクセス時間の式「キャッシュ×ヒット率+主記憶×(1-ヒット率)」は頻出です。 図のメモリ容量は計算には使わないので、惑わされないようにします。まとめて解く
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