修了試験 2016-01-24実施分 基本情報技術者試験 問49
次の条件でのアプリケーションプログラムの初年度の修正費用の期待値は,およそ何万円か。 〔条件〕 (1) プログラム規模:2,000kステップ (2) プログラムの潜在不良率:0.04件/kステップ (3) 潜在不良の年間発見率:20%/年 (4) 発生不良の分類 影響度大の不良:20%,影響度小の不良:80% (5) 不良1件当たりの修正費用 影響度大の不良:200万円,影響度小の不良:50万円 (6) 修正するのは,影響度大の不良だけとする。
正答1
解説
正解は1です。 修正費用の期待値は、初年度に発見される不良の件数に、修正の対象となる不良の割合と1件当たりの費用を掛けて求めます。 条件(6)から修正するのは影響度大の不良だけなので、影響度小の不良の費用は含めません。 【計算】 潜在不良の件数は、2,000kステップ×0.04件/kステップ=80件です。 初年度に発見される件数は、80件×20%=16件です。 そのうち影響度大の不良は、16件×20%=3.2件です。 修正費用の期待値は、3.2件×200万円=640万円です。 【選択肢別解説】 1:○ 初年度に発見される影響度大の不良3.2件に、1件当たり200万円を掛けた640万円です。 条件どおりに計算した値なので正しいです。 2:× 1,280万円は、影響度小の不良の修正費用(12.8件×50万円=640万円)まで加えた値です。 修正するのは影響度大の不良だけなので誤りです。 3:× 1,600万円は、条件どおりに計算した値ではありません。 発見率20%と影響度大の割合20%を順に掛け、1件200万円を掛けると640万円になります。 4:× 6,400万円は、発見率20%を掛けずに潜在不良80件すべてを対象とし、影響度小の不良まで修正すると考えた値です(80件×(0.2×200万円+0.8×50万円)=80件×80万円)。 初年度に発見されるのは16件で、修正するのは影響度大だけなので、正しくは640万円です。 【ポイント】 期待値の問題では、「全体の件数×発見率×該当する割合×1件当たりの金額」と、条件を1つずつ掛け合わせます。 「修正するのは影響度大だけ」のような除外条件を見落とさないことが大切です。まとめて解く
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