修了試験 2015-07-26実施分 基本情報技術者試験 問17
仮想記憶システムにおいて主記憶の容量が十分でない場合,プログラムの多重度を増加させるとシステムのオーバヘッドが増加し,アプリケーションのプロセッサ使用率が減少する状態を表すものはどれか。
正答1
解説
正解は1です。 仮想記憶システムで主記憶が不足したときに起こる現象の名前を問う問題です。 主記憶が足りないまま多重度を上げると、各プログラムに割り当てられるページ枠が減ります。 その結果、ページの入替えが頻発して処理効率が落ちます。 【選択肢別解説】 1:○ スラッシングは、ページアウトとページインが頻繁に繰り返される状態です。 OSがページの入替え処理に追われ、アプリケーションのプロセッサ使用率が下がります。 2:× フラグメンテーション(断片化)は、記憶領域が細かい空き領域に分かれてしまう現象です。 空きの合計は十分でも、まとまった領域を確保できなくなる問題を指します。 3:× ページングは、ページ単位で主記憶と補助記憶の間でデータを入れ替える仕組みそのものです。 通常の動作であり、性能が極端に落ちた状態の名前ではありません。 4:× ボトルネックは、システムの中で性能を制限している部分を指す一般的な用語です。 本問の特定の現象の名前ではありません。 【ポイント】 スラッシングは「多重度を上げたのに逆に処理が遅くなる」点が特徴です。 対策は、主記憶を増設するか、多重度を下げることです。まとめて解く
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