修了試験 2015-07-26実施分 基本情報技術者試験 問12
磁気ディスク装置のヘッドが現在シリンダ番号100にあり,待ち行列にシリンダ番号120,90,70,80,140,110,60への入出力要求が並んでいる。 次の条件のとき,ヘッドが移動するシリンダの総数は幾らか。 〔条件〕 (1) 入出力要求を並べ替えて,できるだけヘッドを一方向に動かし,シリンダ番号順に処理する,シーク最適化方式である。 (2) 現在のヘッドの移動方向は,シリンダ番号が増加する方向にある。 (3) 現在のヘッドの移動方向のシリンダに入出力要求がなくなったとき,ヘッドの移動方向を変える。 (4) 入出力要求の処理順序を変更しても,処理結果に影響はない。 (5) 処理中に新たな入出力要求は発生しない。
正答2
解説
正解は2です。 磁気ディスクのシーク最適化方式で、ヘッドが移動するシリンダの総数を求める問題です。 条件から、ヘッドは今の移動方向(増加方向)の要求を番号順にすべて処理し、要求がなくなったら折り返します。 【計算】 現在位置は100で、増加方向の要求は110、120、140です。 100から110、120、140の順に処理すると、移動量は140-100=40シリンダです。 140より大きい番号の要求はないので、ここで向きを減少方向に変えます。 減少方向の要求は90、80、70、60です。 140から90、80、70、60の順に処理すると、移動量は140-60=80シリンダです。 合計の移動量は40+80=120シリンダです。 【選択肢別解説】 1:× 80シリンダは、折り返した後の140から60までの移動量だけです。 最初の100から140までの40シリンダが含まれていません。 2:○ 増加方向に40シリンダ、折り返して減少方向に80シリンダ移動し、合計120シリンダです。 3:× 160シリンダは、条件どおりに処理したときの移動量120シリンダより多い値です。 条件(3)では要求がなくなった時点で折り返すので、端まで動くような余分な移動はありません。 4:× 220シリンダは、要求を到着順(120、90、70、80、140、110、60)に処理した場合の移動量です。 20+30+20+10+60+30+50=220となり、並べ替えをしていない値です。 【ポイント】 一方向に処理して要求がなくなったら折り返す方式は、エレベータの動きに似ています。 到着順に処理する方式より、ヘッドの移動量を大きく減らせます。まとめて解く
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