修了試験 2015-07-26実施分 基本情報技術者試験 問10
図に示す構成で,表に示すようにキャッシュメモリと主記憶のアクセス時間だけが異なり,他の条件は同じ2種類のCPU XとYがある。 あるプログラムをCPU XとYでそれぞれ実行したところ,両者の処理時間が等しかった。 このとき,キャッシュメモリのヒット率は幾らか。 ここで,CPUの処理以外の影響はないものとする。 表 アクセス時間(単位 ナノ秒) |CPU X|CPU Y/キャッシュメモリ|40|20/主記憶|400|580

正答2
解説
正解は2です。 キャッシュメモリのヒット率と実効アクセス時間の関係を使う計算問題です。 実効アクセス時間は、ヒット率をhとして「キャッシュのアクセス時間×h+主記憶のアクセス時間×(1-h)」で求めます。 図の構成はCPU内にキャッシュメモリがあり、その外側に主記憶がつながる形です。 処理時間が等しいので、両CPUの実効アクセス時間が等しいとおいてhを求めます。 【計算】 CPU Xの実効アクセス時間=40h+400(1-h)=400-360h(ナノ秒) CPU Yの実効アクセス時間=20h+580(1-h)=580-560h(ナノ秒) 両者が等しいので、400-360h=580-560h です。 移項すると、200h=180 です。 h=180÷200=0.90 です。 【選択肢別解説】 1:× h=0.75を代入すると、Xは130ナノ秒、Yは160ナノ秒となり等しくなりません。 2:○ h=0.90を代入すると、Xは76ナノ秒、Yも76ナノ秒となり、処理時間が等しくなります。 3:× h=0.95を代入すると、Xは58ナノ秒、Yは48ナノ秒となり等しくなりません。 4:× h=0.96を代入すると、Xは54.4ナノ秒、Yは42.4ナノ秒となり等しくなりません。 【ポイント】 実効アクセス時間の式は頻出なので、そのまま使えるようにしておきます。 ヒット率が高いほど、キャッシュの速さの差が効いて、Yの方が速くなることも確認できます。まとめて解く
修了試験 2015-07-26実施分を通しで解く(80問)→