修了試験 2012-07-22実施分 基本情報技術者試験 問10
パイプライン制御の特徴はどれか。
正答3
解説
正解は3です。 パイプライン制御は、1つの命令の処理を、命令フェッチ、解読、実行などの複数のステージに分けます。 各ステージを流れ作業のように少しずつずらして重ねることで、複数の命令を並列に処理します。 1命令の処理時間は変わりませんが、単位時間に完了する命令数が増えます。 【選択肢別解説】 1:× コンパイラが、どの命令をどの演算器で同時に実行するかをあらかじめ割り振るのは、VLIW(Very Long Instruction Word)方式の説明です。 パイプラインは命令の処理をステージに分割する方式で、演算器の静的な割振りは特徴ではありません。 2:× 実行時に使用する演算器を動的に決め、複数の命令を同時に実行するのは、スーパスカラ方式の説明です。 スーパスカラは複数のパイプラインを備える方式で、パイプライン制御そのものの説明ではありません。 3:○ 命令の処理を複数のステージに細分化し、ずらしながら並列に実行するのがパイプライン制御です。 各ステージが同時に別々の命令を処理するので、処理効率が上がります。 4:× 命令をさらに細かいマイクロ命令の組合せで実行するのは、マイクロプログラム制御方式の説明です。 命令の実現方法の話であり、並列実行の仕組みではありません。 【ポイント】 パイプライン、スーパスカラ、VLIWはいずれも命令レベルの並列処理の手法です。 「ステージ分割」はパイプライン、「動的な割振り」はスーパスカラ、「コンパイラによる静的な割振り」はVLIWと対応づけて覚えましょう。まとめて解く
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