取扱商品をABC分析した場合,Aグループの管理対象となる商品の商品番号はどれか。
(表:商品番号|年間販売数|単価|年間売上高/1|110|2|220/2|60|40|2,400/3|10|4|40/4|130|1|130/5|50|12|600/6|1|25|25/7|10|2|20/8|150|2|300/9|20|2|40/10|50|1|50/合計|591||3,825)
正答2
解説
正解は2です。
ABC分析で、Aグループに当たる商品を求める問題です。
ABC分析は、項目を売上高などの大きい順に並べ、累積の構成比によってA、B、Cのグループに分ける手法です。
一般に、累積構成比がおよそ70〜80%までをAグループとして重点的に管理します。
【計算】
年間売上高の大きい順に並べます。
商品2:2,400で、構成比は2,400÷3,825≒62.7%です。
商品5:600で、累積3,000、累積構成比は3,000÷3,825≒78.4%です。
商品8:300で、累積3,300、累積構成比は約86.3%です。
商品1:220で、累積3,520、累積構成比は約92.0%です。
残りの商品は、どれも累積構成比が92%を超えた後に加わります。
累積構成比が約78%までの商品2と商品5がAグループです。
【選択肢別解説】
1:× 商品1の年間売上高は220で4番目です。
年間販売数は多いですが単価が低く、Aグループには入りません。
2:○ 商品2と商品5の売上高の合計は3,000で、全体の約78%を占めます。
上位の少ない品目で売上の大半を占めるので、Aグループとして重点管理します。
3:× 商品6の年間売上高は25で、10品目の中で2番目に小さい値です。
単価は高いものの販売数が1しかなく、Aグループには入りません。
4:× 商品4と商品8は年間販売数が多い商品ですが、単価が低いので売上高はそれぞれ130と300です。
ABC分析は販売数ではなく売上高で行うので、Aグループには入りません。
【ポイント】
ABC分析は、パレート図を使って重点的に管理すべき項目を絞り込む手法です。
販売数や単価だけで判断せず、販売数と単価を掛けた売上高で並べることが大切です。