図に示す論理回路と等価な真理値表はどれか。
ここで,AND記号(論理積を表すゲート)は論理積,OR記号(論理和を表すゲート)は論理和,NOT記号(否定を表すゲート)は否定を表す。
正答3
解説
正解は3です。
論理回路から真理値表を求める問題です。
図では、入力AとBが上側の論理積ゲートに入ります。
また、AとBをそれぞれ否定ゲートに通した値が、下側の論理積ゲートに入ります。
二つの論理積ゲートの出力が論理和ゲートに入り、その出力がFです。
【計算】
上側の論理積の出力は、AかつBです。
下側の論理積の出力は、(Aでない)かつ(Bでない)です。
F=(AかつB)または(AでないかつBでない)です。
A=0、B=0のとき、下側の論理積が1になるので、F=1です。
A=0、B=1のとき、どちらの論理積も0なので、F=0です。
A=1、B=0のとき、どちらの論理積も0なので、F=0です。
A=1、B=1のとき、上側の論理積が1になるので、F=1です。
【選択肢別解説】
1:× Fが「1、1」のときだけ1になる表は、論理積(AND)の真理値表です。
A=0、B=0のときもF=1になるはずなので誤りです。
2:× AとBが異なるときに1になる表は、排他的論理和(XOR)の真理値表です。
この回路の出力とは正反対になっています。
3:○ A=Bのとき1、A≠Bのとき0となり、計算結果と一致します。
これは一致回路(排他的論理和の否定)の真理値表です。
4:× Aが0のときに1になる表で、Aの否定と同じ結果です。
A=1、B=1のときにF=1になるはずなので誤りです。
【ポイント】
「AかつB」または「AでないかつBでない」は、AとBが一致するときだけ1になる一致回路です。
排他的論理和の出力を否定したものと同じになることも覚えておきます。