ICカード方式の社員証を用いて入退場システムを作る場合,入退場時に自動化ゲートのアンテナ部に軽く触れるだけで,入退場できるシステムとするのに適したICカードの方式はどれか。
正答1
解説
正解は1です。
ICカードの通信方式と、適した利用場面を問う問題です。
非接触型ICカードは通信距離によって、密着型、近接型、近傍型に分かれます。
【選択肢別解説】
1:○ 近接型は、通信距離が10cm程度までの非接触型ICカードです。
ゲートのアンテナ部にかざしたり軽く触れたりするだけで通信でき、入退場システムに適しています。
2:× 近傍型は、通信距離が70cm程度までと長い非接触型ICカードです。
軽く触れる操作を前提としたゲートには、通信範囲が広すぎて適しません。
3:× 接触型は、カードの端子を読取り装置に差し込んで接触させる方式です。
軽く触れるだけでは通信できません。
4:× 密着型は、通信距離が2mm程度と非常に短く、読取り装置にほぼ密着させる必要がある方式です。
軽く触れるだけの入退場には適しません。
【ポイント】
通信距離は、密着型、近接型、近傍型の順に長くなります。
交通系ICカードや社員証の多くは近接型で、ISO/IEC 14443として規格化されています。