正答4
解説
正解は4です。
テスト工程品質管理図から、結合テストの状況を読み取って対策を選ぶ問題です。
テスト項目の消化状況と不良の摘出状況を、それぞれ予想と実績で比べます。
【図の読み取り】
細い点線はテスト項目未消化件数の予想で、時間とともに大きく減っていく曲線です。
細い実線の実績は、予想の点線より上側にあり、わずかしか減っていません。
つまり、テスト項目の消化は予想より遅れています。
太い破線は不良摘出件数累計の予想で、初めはゆるやかに増える曲線です。
太い実線の実績は、予想の破線を大きく上回って急増しています。
テストをあまり消化していないのに、予想よりはるかに多くの不良が見つかっている状態です。
【選択肢別解説】
1:× テスト環境が悪いとテストを実施できないので、消化が遅れるとともに不良の摘出も少なくなるはずです。
不良が予想を大きく上回っていることは、テスト環境の問題では説明できません。
2:× マンパワーが不足している場合も、実施できるテストが減るので、不良の摘出は予想より少なくなるはずです。
不良が多く見つかっていることは、増員では解決しません。
3:× 消化は遅れ、不良は予想を大きく上回っています。
このままテストを続けても、不良への対処に追われて遅れが広がるので、対策が必要です。
4:○ わずかなテストで多くの不良が見つかるのは、作り込まれた品質が悪いためです。
不良の対処に時間を取られて消化も遅れています。
前工程(単体テストなど)で除くべき不良が残っているので、前工程のテスト項目と結果を見直します。
【ポイント】
「消化が遅れ、不良も少ない」ならテスト環境や要員の問題、「消化が遅れ、不良が多い」なら品質の問題と読み分けます。
不良摘出件数の累計は、品質が良ければ予想に沿ってS字形に増え、終盤には増え方が鈍ります。