正答3
解説
正解は3です。
オブジェクト指向の基本概念の意味を問う問題です。
カプセル化、継承(インヘリタンス)、ポリモーフィズム(多相性)は、オブジェクト指向の代表的な概念です。
【選択肢別解説】
1:× part-of関係は、全体と部分の関係(集約)を表します。
子が親の性質を引き継ぎ独自の性質を加えるのは、is-a関係(汎化・特化)の説明です。
2:× インヘリタンスでは、下位のオブジェクトが上位のオブジェクトの性質を引き継ぎます。
新たな性質を追加できるのも下位の側であり、記述は向きが逆です。
3:○ カプセル化は、データとそれを扱う処理(メソッド)を一つにまとめ、外部にはインタフェースだけを公開することです。
内部の実装を隠すので、変更の影響が外部に及びにくくなります。
4:× 処理を内部にもつ別のオブジェクトに実行を依頼するのは、委譲の説明です。
ポリモーフィズムは、同じメッセージに対してオブジェクトごとに異なる動作をすることです。
【ポイント】
継承はis-a(〜は〜の一種)、集約はpart-of(〜は〜の一部)と区別して覚えます。
カプセル化は「情報隠蔽」とも結び付けて問われます。