二つの通信主体XとYの間で,次の手順の情報交換を行う認証はどれか。
〔手順〕
(1) Yは,任意の情報を含む文字列(チャレンジ)をXへ送信する。
(2) Xは,あらかじめX,Y間で定めた規則に基づき,受け取った文字列から新たな文字列(レスポンス)を生成し,Yへ返送する。
(3) Yは,返送されてきた文字列(レスポンス)が正しいことを確認する。
正答3
解説
正解は3です。
チャレンジレスポンス認証で、だれがだれを認証しているかを読み取る問題です。
認証とは、相手が正しい相手であることを確かめることです。
【手順の読み取り】
手順(1)で、Yがチャレンジ(任意の文字列)をXへ送ります。
手順(2)で、Xは事前に決めた規則でレスポンスを作り、Yへ返します。
手順(3)で、Yがレスポンスが正しいことを確認します。
確認しているのはYで、確認される(規則を知っていることを示す)のはXです。
【選択肢別解説】
1:× XはYから届いた文字列を加工して返すだけで、Yの正しさを確かめていません。
XがYを認証しているわけではありません。
2:× XがYを認証する手順はなく、それによってYがXを認証するという関係も成り立ちません。
3:○ Yが送ったチャレンジに対し、Xが正しいレスポンスを返せることをYが確かめています。
これはYがXを認証する手順です。
4:× YはXを認証していますが、それによってXがYを認証したことにはなりません。
互いに認証するには、逆向きの手順も必要です。
【ポイント】
チャレンジを送ってレスポンスを確認する側が、認証する側です。
チャレンジは毎回変わるので、通信を盗聴されても同じレスポンスを使い回すことはできません。