情報システム部が開発して経理部が運用している会計システムの運用状況を,経営者からの指示で監査することになった。
この場合におけるシステム監査人についての記述のうち,最も適切なものはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
システム監査人には、監査対象から独立していることが求められます。
独立性には、組織上や身分上の外観上の独立性と、公正で客観的な判断を行う精神上の独立性があります。
本問の監査対象は、情報システム部が開発し、経理部が運用している会計システムです。
【選択肢別解説】
1:× 公認会計士の資格はシステム監査人の要件ではありません。
システム監査人に必要なのは、監査対象からの独立性と専門的な能力です。
2:× 経理部は監査対象のシステムを運用している部門です。
経理部長の直属にすると、監査対象から独立していないことになります。
3:× 情報システム部は監査対象のシステムを開発した部門です。
その部長の直属にすると独立性が損なわれます。
効率は独立性より優先されません。
4:○ 監査対象の開発部門にも運用部門にも所属しない者を監査人にすることで、外観上の独立性を確保できます。
【ポイント】
システム監査基準では、システム監査人は監査対象の領域や活動から独立した立場で監査を行うことが求められます。
内部監査部門を社長などの経営者直属に置くのも、独立性を確保するためです。