テスト工程での品質状況を判断するためには,テスト項目消化件数と累積バグ件数との関係を分析し,評価する必要がある。
品質が安定しつつあることを表しているグラフはどれか。
(縦軸:累積バグ件数,横軸:テスト項目消化件数の4種のグラフから選択)
正答4
解説
正解は4です。
テスト工程の品質状況を、テスト項目消化件数と累積バグ件数のグラフ(信頼度成長曲線)で判断する問題です。
4つのグラフは、いずれも横軸がテスト項目消化件数、縦軸が累積バグ件数です。
品質が安定してくると、テストを進めても新しいバグが見つからなくなるので、累積バグ件数の増え方が鈍くなり、やがて横ばいになります。
【選択肢別解説】
1:× 図のアは、テストが進むほど傾きが急になり、累積バグ件数が加速して増えています。
バグが次々に見つかっている状態で、品質は安定していません。
2:× 図のイは、累積バグ件数が最初に高く、テストが進むほど減っています。
累積件数は減ることがないので、このグラフはあり得ない形です。
3:× 図のウは、累積バグ件数が一定の割合で直線的に増え続けています。
バグの発見が収束する兆しがなく、品質が安定したとはいえません。
4:○ 図のエは、初めは緩やかに増え、途中で急に増えたあと、増え方が鈍くなって横ばいに近づくS字形の曲線です。
新たなバグがほとんど見つからなくなっており、品質が安定しつつあることを表しています。
【ポイント】
累積バグ件数のグラフは、S字形(ゴンペルツ曲線やロジスティック曲線)で横ばいに近づくのが理想です。
横ばいにならない場合は、テストを終えるには早いと判断します。