正答1
解説
正解は1です。
浮動小数点演算で生じる誤差の種類を区別できるかを問う問題です。
桁落ち、情報落ち、丸め誤差、オーバフローの違いを押さえておきましょう。
【選択肢別解説】
1:○ 値がほぼ等しい数同士を減算すると、上位の桁が打ち消し合います。
その結果、有効数字の桁数が大幅に減る現象を桁落ちといいます。
例えば有効数字4桁の1.234から1.233を引くと0.001となり、有効数字は1桁しか残りません。
2:× これはオーバフロー(あふれ)の説明です。
演算結果が表現できる最大値を超えたときに起こるもので、桁落ちではありません。
3:× これは丸め誤差の説明です。
表現できる最小の桁より下を四捨五入・切上げ・切捨てすることで生じる誤差を指します。
4:× これは情報落ちの説明です。
絶対値が大きく異なる数を加算すると、小さい方の数の下位の桁が結果に反映されなくなります。
【ポイント】
「近い値どうしの引き算」は桁落ち、「大きさの違う値の足し算」は情報落ちと対で覚えましょう。
情報落ちを防ぐには、絶対値の小さい数から順に加算するのが有効です。