正答1
解説
正解は1です。
主記憶と低速な出力装置との間のデータ転送を、高速な補助記憶装置を経由して行う方式を問う問題です。
プリンタなどの出力装置はCPUに比べて非常に遅いので、直接出力するとCPUが待たされてしまいます。
【選択肢別解説】
1:○ スプーリングは、出力データをいったん高速な磁気ディスクなどに書き出し、後で出力装置へ送る方式です。
CPUは出力の完了を待たずに次の処理へ進めるので、システム全体のスループットが向上します。
2:× スワッピングは、主記憶が不足したときにプログラム全体を補助記憶装置と入れ替える仮想記憶の手法です。
出力装置との転送方式ではありません。
3:× ブロッキングは、複数の論理レコードを1つの物理レコード(ブロック)にまとめて入出力する手法です。
補助記憶装置を経由して出力する方式ではありません。
4:× ページングは、仮想記憶をページという固定長の単位に分けて、主記憶と補助記憶の間で入れ替える方式です。
【ポイント】
スプーリングは、入出力の待ち時間を減らしてCPUの利用効率を上げる代表的な手法です。
複数の利用者が1台のプリンタを共用できるのも、スプーリングで印刷待ちの列を作っているからです。