表は,ある企業の損益計算書である。
損益分岐点は何百万円か。
単位 百万円
項目|内訳|金額
売上高||700
売上原価|変動費100・固定費200|300
売上総利益||400
販売費・一般管理費|変動費40・固定費300|340
営業利益||60
正答4
解説
正解は4です。
損益計算書から損益分岐点売上高を求める問題です。
損益分岐点は、売上高と費用が等しくなり、利益がちょうど0になる売上高です。
費用を、売上に比例して増える変動費と、売上にかかわらず一定の固定費に分けて計算します。
【計算】
変動費の合計=100+40=140百万円です。
固定費の合計=200+300=500百万円です。
変動費率=140÷700=0.2です。
損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動費率)=500÷(1-0.2)です。
500÷0.8=625百万円です。
【選択肢別解説】
1:× 売上高が250百万円なら、売上から変動費を引いた限界利益は250×0.8=200百万円です。
固定費500百万円を差し引くと300百万円の損失になります。
2:× 売上高が490百万円なら、限界利益は490×0.8=392百万円です。
固定費500百万円を差し引くと108百万円の損失になります。
3:× 500百万円は固定費の合計です。
売上高500百万円では限界利益が400百万円にとどまり、100百万円の損失になります。
4:○ 売上高が625百万円なら、限界利益は625×0.8=500百万円で、固定費とちょうど等しくなります。
利益が0になるので損益分岐点です。
【ポイント】
1-変動費率を限界利益率といい、損益分岐点は固定費÷限界利益率で求めます。
この会社の売上高700百万円は損益分岐点を上回っており、営業利益60百万円と一致します。