正答4
解説
正解は4です。
ICカードとPIN(Personal Identification Number:暗証番号)を組み合わせた認証の、正しい運用を問う問題です。
この認証は、持っているもの(ICカード)と知っていること(PIN)の2つの要素で本人を確認します。
2つが同時に他人に渡らないように管理することが重要です。
【選択肢別解説】
1:× 全利用者に共通のPINを設定すると、PINが本人確認の役割を果たしません。
ICカードを拾った人や盗んだ人がPINを知り得るので、PINは利用者ごとに設定するべきです。
2:× カードの表面に刻印された数字からPINを作ると、カードを手にした人にPINを推測されます。
カードから推測できない値にするべきです。
3:× 紛失したICカードの失効処理を後回しにすると、その間に不正利用されるおそれがあります。
紛失時はまず直ちに失効処理を行い、その後に新しいカードを発行します。
4:○ ICカードとPINを同じ封筒で送ると、配送途中で盗まれたときに両方を同時に入手されます。
別経路で知らせれば、どちらか一方だけでは不正利用できません。
【ポイント】
複数の要素を組み合わせる認証を多要素認証といいます。
要素ごとに保管や伝達の経路を分けることで、安全性が保たれます。