正答3
解説
正解は3です。
システム開発の外部委託では、主に請負契約と準委任契約が使われます。
準委任契約は、法律行為以外の事務の処理を委託する契約で、成果物を完成させる義務を負わない点が特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 成果物の対価として報酬を受け取るのは、請負契約の特徴です。
請負契約では、仕事を完成させた結果に対して報酬が支払われます。
2:× 成果物を完成させる義務を負うのは、請負契約です。
準委任契約には、完成させる義務はありません。
3:○ 準委任契約では、受託者は善良な管理者としての注意義務(善管注意義務)を負って作業を行います。
成果物の完成ではなく、作業を適切に遂行すること自体が義務です。
4:× 発注者の指揮命令下で作業を行うのは、労働者派遣契約です。
請負契約や準委任契約では、発注者が受託者の作業者に直接指揮命令することはできません。
【ポイント】
請負は完成義務、準委任は善管注意義務、派遣は発注者の指揮命令と、契約ごとの特徴を対比して覚えます。
なお、2020年4月施行の改正民法では、成果に対して報酬を支払う形の準委任も明記されましたが、完成義務を負わない点は変わりません。