四つの工程A,B,C,Dを経て生産される製品を,1か月で1,000個作る必要がある。
各工程の,製品1個当たりの製造時間,保有機械台数,機械1台1か月当たりの生産能力が表のとおりであるとき,能力不足となる工程はどれか。
(表)工程|1個製造時間(時間)|保有機械台数(台)|生産能力(時間/台)/A|0.4|3|150/B|0.3|2|160/C|0.7|4|170/D|1.2|7|180
正答3
解説
正解は3です。
各工程で、1,000個の製造に必要な時間と、保有する機械で1か月に使える時間を比べます。
必要な時間が使える時間を上回る工程が、能力不足です。
【計算】
工程Aの必要時間は、0.4時間 × 1,000個 = 400時間です。
工程Aの生産能力は、150時間 × 3台 = 450時間です。
工程Bの必要時間は、0.3時間 × 1,000個 = 300時間です。
工程Bの生産能力は、160時間 × 2台 = 320時間です。
工程Cの必要時間は、0.7時間 × 1,000個 = 700時間です。
工程Cの生産能力は、170時間 × 4台 = 680時間です。
工程Dの必要時間は、1.2時間 × 1,000個 = 1,200時間です。
工程Dの生産能力は、180時間 × 7台 = 1,260時間です。
【選択肢別解説】
1:× 工程Aは、必要時間400時間に対して能力が450時間あります。
能力は足りています。
2:× 工程Bは、必要時間300時間に対して能力が320時間あります。
能力は足りています。
3:○ 工程Cは、必要時間700時間に対して能力が680時間しかなく、20時間不足します。
能力不足となる工程です。
4:× 工程Dは、必要時間1,200時間に対して能力が1,260時間あります。
1個の製造時間は最も長いものの、機械台数が多いので足りています。
【ポイント】
能力不足かどうかは、1個あたりの製造時間だけでなく、台数と1台の能力を掛けた総能力と比べて判断します。
製造時間が最も長い工程が能力不足とは限りません。