正答1
解説
正解は1です。
多相性(ポリモーフィズム)は、同じメッセージを送っても、受け取るオブジェクトのクラスによって異なる動作をする性質です。
これを実現するために、スーパクラスのメソッドをサブクラスで定義し直します。
【選択肢別解説】
1:○ オーバライドは、スーパクラスで定義されたメソッドをサブクラスで再定義することです。
同じ名前のメソッドがクラスごとに異なる動作をするので、多相性の実現に特有の仕組みです。
2:× カプセル化は、データとそれを操作するメソッドを一つにまとめ、内部を外から隠すことです。
オブジェクト指向全般の特徴であり、多相性に特有のものではありません。
3:× 多重継承は、一つのクラスが複数のスーパクラスを継承することです。
継承の形態の一つであり、多相性に特有のものではありません。
4:× メッセージパッシングは、オブジェクトどうしがメッセージを送り合って処理を進める仕組みです。
オブジェクト指向全般の基本的な動作です。
【ポイント】
例えば「図形」クラスの「面積を求める」メソッドを、「円」と「四角形」でそれぞれオーバライドします。
同じ呼出しで図形ごとの正しい計算が行われるのが多相性です。