正答4
解説
正解は4です。
この問題は、プロジェクト管理で使う手法や図の目的を区別できるかを問うています。
WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトの作業を階層的に分解した構造図です。
最下層の、管理できる大きさにまで分けた作業の単位をワークパッケージといいます。
【選択肢別解説】
1:× 所要日数と費用のトレードオフを考えて総費用を最適化するのは、CPM(Critical Path Method)による日程短縮の検討です。
WBSの目的ではありません。
2:× 作業の順序関係を明確にしてクリティカルパスを把握するのは、アローダイアグラムを使うPERT(Program Evaluation and Review Technique)の目的です。
WBSは作業の分解を表すもので、作業の順序は表しません。
3:× 作業の日程を横棒で表し、開始・終了の時点や進捗を明確にするのは、ガントチャートです。
WBSの目的ではありません。
4:○ WBSは、作業を階層的に分解し、管理可能な大きさにまで細分化するために使います。
細分化した作業ごとに、工数の見積りや担当者の割当てができるようになります。
【ポイント】
WBSは作業の分解、アローダイアグラムは順序とクリティカルパス、ガントチャートは日程と進捗と、目的で区別します。
WBSはスコープ(作業範囲)を明確にするための基本となる道具です。