正答3
解説
正解は3です。
この問題は、ソフトウェアの分析・設計技法のうち、データ中心の技法の特徴を問うています。
データ中心分析・設計(DOA:Data Oriented Approach)は、業務で扱うデータの構造に着目してシステムを設計する方法です。
データの構造は業務の手順が変わっても比較的安定しているという考え方に基づいています。
【選択肢別解説】
1:× 機能を段階的に詳細化し、独立性が高くなるようにモジュールに分割するのは、プロセス中心(機能中心)の構造化設計の特徴です。
データ中心の技法の特徴ではありません。
2:× データと手続を局所的に変更・追加することで仕様変更に対応しやすいのは、データと手続を一体化するオブジェクト指向の特徴です。
データ中心の技法の説明としては適切ではありません。
3:○ データ中心の技法では、対象業務をモデル化する際に、情報資源のデータ構造に着目します。
E-R図(Entity-Relationship diagram)でエンティティとその関連を整理するのが代表的な方法です。
4:× 特定のプログラムが効率よくアクセスできるようにデータ構造を決めると、データがプログラムに依存してしまいます。
データ中心の技法は、プログラムから独立した共有資源としてデータを設計する考え方なので誤りです。
【ポイント】
プロセス中心は機能、データ中心はデータ構造、オブジェクト指向はデータと手続の一体化に着目します。
データ中心の技法は、データを全社で共有する資源として扱う点が特徴です。