正答4
解説
正解は4です。
製造物責任法(PL法)の対象となる損害を問う問題です。
製造物責任法は、製造物の欠陥によって人の生命、身体、財産に損害が生じたとき、製造業者などに賠償責任を負わせる法律です。
被害者は、製造業者の過失を証明しなくても、欠陥を証明すれば賠償を求められます。
【選択肢別解説】
1:× 待ち時間が長くなることは不便ですが、生命、身体、財産への損害ではありません。
製造物責任法の対象にはなりません。
2:× 可動部分の交換が早まることは、製造物そのものだけに生じた損害です。
製造物責任法は製造物以外への損害を対象とするので、該当しません。
3:× 出荷作業の遅延は、メーカ内部の業務の問題です。
利用者の生命、身体、財産への損害ではありません。
4:○ 人的被害が出た事故は、生命や身体への損害です。
その原因がエレベータに組み込まれたソフトウェアの不具合なら、製造物責任法の対象になります。
【ポイント】
ソフトウェア単体は動産ではないため、製造物責任法の対象外とされています。
ただし機器に組み込まれた場合は、その機器全体の欠陥として扱われます。